ラズベリーパイ本体のスクリーンショット
というわけでラズベリーパイを3つ購入したのでさっそく一台にLinuxをインストールしてみました。
[ラズベリーパイとは]
ズベリーパイは一言でいうなら名詞サイズのパソコンです。
ARMというCPUを搭載していて省電力で動作し発熱もほとんどないためCPUファン等は必要ありません。
ARMはスマホ、ニンテンドーDS、iPod等さまざまな携帯電子機器に搭載されています。
OSはLinux、アンドロイド、firefox OS、等いろいろインストール出来るようですが、CPUが非力であるためLinuxをインストールするのが一般的のようです。
[前提条件]
- MACを使用します。
 
- Linuxは「Raspbian」を使用します。
 
[用意するもの]
- ラズベリーパイ本体
 
- 電源用のマイクロUSB(ミニUSBじゃないYO)
 
- USBマウス(無くてもなんとかなります)
 
- USBキーボード
 
- HCMIかコンポジットビデオ端子(黄色いやつ)に接続出来るモニタ、テレビ等とケーブル
 
- SDカード(4G以上)
 
- SDカードリーダー
 
 
[インストール手順概要]
- Raspbianをダウンロードする
 
- SDにRspbianをコピーする
 
- ラズベリーパイにSDを差して起動する
 
- 初期設定
 
[インストール手順詳細]
 
1.Raspbianをダウンロードする
 1.1.
ここからwheezy-raspbian.zipをダウンロードします。
wheezy-raspbian.zipダウンロードサイトのスクリーンショット
 1.2.ダウンロードしたzipファイルを解凍します。
   解凍したらxxxx-xx-xx-wheezy-raspbian.imgみたいなファイルがあるはずです。
2.SDにRspbianをコピーする
2.1.SDカードリーダーにSDを差す
 2.2.ターミナルを起動してxxxx-xx-xx-wheezy-raspbian.imgがあるフォルダへ移動する。
  $cd /Users/tanaka/Downloads 
 
 2.3.容量からSDカードのidを特定する
  $diskutil list
  コマンドで接続されているデバイスの情報が表示されるので、容量からSDカードを特定する。
 2.4.SDをアンマウント
  $diskutil unmountdisk /dev/disk1
 2.5.OSをSDに書き込む
  $sudo dd if=2013-02-09-wheezy-raspbian.img of=/dev/disk1 bs=1m
 2.6.しばし待たれよ
ラズベリーパイにRspbianをインストールする一連のコマンドを実行したスクリーンショット
 
3.ラズベリーパイにSDを差して起動する
 3.1.ラズベリーパイの裏面にSDカードスロットがあるのでそこに差します。
 3.2.電源ボタンはありません、マイクロUSBを接続すれば即起動します。
 3.3.初回起動時はconfig画面が起動します。
  configは
ここを見ながら設定しました。下記は設定した方が良さげです。
 
- expand_rootfs
 
- configure_keyboard
 
- change_timezone
 
- ssh
 
 
 3.4.再起動
  config画面で「TAB」を押して「FINISH」を選択してエンターキーを押すと再起動するか聞かれるので「YES」を選択してエンターキーを押します。
  再起動が完了したら下記アカウントでログインできます。
- login:pi
 
- password:raspberry